個人的な闇の事件簿

ロシアの文豪ドストエフスキーの罪と罰。殺人を犯す主人公は自らを正当化する為こう考えた。選ばれた非凡人は、新しい社会の成長のためなら、社会道徳を踏み外す権利を持つ

linux+md raid1でbootパーティーションを作る

・S/W openSUSE leap 15.3

 主に2種類ある

 

efiパーティーションを含むボリューム全てをmd raid1にする

・/boot/efiのパーティーションのみをmd raid1にする

 

 共通点としてはEFIに書き込まれるbootはPTUUIDがベースになる(openSUSEyast bootloaderを使った場合)

 

efiパーティーションを含む全てをmd raid1にする

 GPTがRAID1より下位にくるので、それぞれのボリュームの違いはせいぜいRAIDボリュームのUUIDのみくらいでEFIパーティーションのPTUUIDは同一の物になるのでEFIに書き込まれるブートは1つになる。

 metadata1.0で作って起動した場合、EFIは最初に見つけたボリュームのプライマリGPTを参照しそのボリュームのEFIパーティーションから読む。

  デメリットはボリュームのサイズ変更がしにくい。特にセカンダリGPTの位置がずれるので注意しないと破壊してしまう。

 

efiのパーティーションのみをmd raid1にする

 それぞれのボリュームにEFI用パーティーション(100MBくらい)を作りそれをRAID1にする。それ以外の部分はmdXXXp2としてroot/swap等を置く。

 GPTがRAIDより上位にくるのでそれぞれのパーティーションUUIDは別になる。yast bootloaderを使ってEFIに書き込むと2つになる。

 プライマリディスクがないと起動に失敗する場合がある(EFIメーカーによる?)

 EFIパーティーションの移動は楽だが完全に同一ではないので起動トラブルの時に面倒くさくなる事が多いきがする。