Linux Kernelメモ
openSUSE leap 15.4のKernelが久々にVersionアップされて5.14になるようなので、5.3からの変更点をメモしておく。
5.4
- 仮想マシンからホストへダイレクトアクセス可能にするFUSEベースのFS virtio-fs
- fs-verify
- dm-clone
- AMDのGPUサポート Navi12/Navi14/Arcturus/Renoir(APU)
- Intel Tiger Lake
- exFATのイニシャルサポート
5.5
- BtrfsのRAID1でCopies3/4に対応。xxhash/sha256/bleake2bなどのチェックサムをサポート
- io_uring(2)の改善
- WiFiの高速化(Airtime Based Queue Limit
- CIFSをrootfsに使えるMCサポート
- ネットワークインターフェイスの複数の名前割当が可能
- NFSクライアント間でのオフロードコピー
5.6
5.7
- Thermal Pressure
- ARMv8.3 Pointer Authentication
- exFATの更新
5.8
- memory thrashing発生時のスワッピング改善
- procfsにおける複数のプライベートインスタンスのサポート
- arm64のセキュリティ強化
- インライン暗号化ハードウェアのサポート
- IPv6のMPLSサポート
5.9
- malloc時の割当の改善
- メモリ圧縮のサポート拡大
- btrfs、XFS、ext4、F2FSなどを強化
- AMD Radeon RX 6000 RDNA 2/Intel Xe/Intel Rocket Lakeのサポート
5.10
5.11
5.12
- idmapped mounts(FAT/EXT4のみ?
- Btrfsの強化
- NFSのwrite()システムコールへの反応を制御するオプション
- Sony PlayStation 5 DualSenseコントローラー
5.13
5.14