PWMかMPPT ソーラーチャージャーか
チャージャーというより単純にDC to DCコンバーターとして考える。
・PWM
チャージコントローラーの場合,基本的に対象(バッテリー)に供給可能な電圧に達しないと充電できないという問題がある。
降圧コンバーターの場合は設定は下限電圧として,それより下がった場合もいちおうスルーされるので問題はない。
・MPPT
アルゴリズムにもよるが,Jackery 240の充電部分の観察していると,イメージ的に獅子脅し的に動く。(たぶん)つまりバッテリー電圧より低い場合は一時的に蓄電し達すると放電するみたいな。天気が悪い日や早朝でもとりあえずソーラーパネルはつないでおけというのは正しい。
欠点としてこれもアルゴリズムの問題なんだろうが,ある程度晴れてきて電圧が確保できそうになってきても,Jackery 240の場合,低電圧高電流で動かそうとするので電流制限がかかり高電圧に移行しにくいケースがある。ちなみにJackery 240の入力電圧は12-30Vとなっているが,入力ライン計測で10Vくらいから反応し始め,10V3Aくらいを超えないと次のステップに移行しにくい。
・同一ソーラー供給ラインにPWMとMPPTを混在の場合
MPPT側が低電圧時でも電力を食うのでMPPTの電流が制限に達しない限り供給ラインの電圧があがらないので,PWMは電圧不足でなかなかチャージに移行されない。
MPPT側を優先してPWMは二次的にという意図的な使い方をするには,1つの方法かもしんない。
・青いPWMのチャージコントローラーのUSB
今日わかったこと。
発熱してくると変換効率が悪くなり効率40%とかになる。まあ,おまけだし。
Lenovo Thinkpad の20Vアダプター
どうやってアダプター判定してんのかなって思ってたけど,今日Thinkpadのアダプターの裏を見ると,外側マイナス,内側プラスの他に中心ピンにSignalって書いてあんな。プラスにしては細いしって思っていたがそういう事か。
Thinkpad T440s アイドル時の消費電力
・構成
1x 1TB/2.5" SSD
1x 8GB DDR3 DRAM(合計12GB)
1xIntel 210AX
パネルは1600x900,i5-4200U
BIOSでACのときも省電力優先?モード。
・openSUSE Tubleweed
モバイル電源+20PDだとやはりアイドル時に4Wくらいまで落ちる。ぽたでん+ACだと6〜7W。インバーターで2Wくらいくう。作業内容にもよるが,アイドル状態になるまでに1分もかかってない感じ。
新しい発見として,以前のopenSUSEのロック画面でLCDを閉じてもスリープにならない問題があったが,スリープになるようになっている。
・Windows11
こっちも電源管理系から省電力優先モード。
当初Linuxより食うと思っていたが,しばらく放置しているとLinuxほどでもないけど5Wくらいで落ち着く。落ち着くまでけっこう時間がかかる。
SUAOKI S270
放電はできてるっぽいが,充電できなくなったので分解。分解画像はわりと見つけられるので省略しよう。
裏表記にはセルは3,7Vっぽい事が書いてあるがうちのやつは3.6V/7.2Whだった。これを3S6Pで接続されている。
たぶん,接続系的には
・直流系
バッテリーからBMSをはさみ,DC充電・USB・DC出力が同じラインにのっている。パススルーで使える理由がここにあるが,充電部分が2Aくらいしかない。
・交流系
それぞれをチェックしたみたところBMSを含むバッテリー系・出力系が大丈夫そうでDC入力がおなくなりになったっぽい。
ただこのポタ電,DC出力はBMSのDC入出力ラインに乗っているだけで特に逆流防止とかはついてないっぽいのでDC出力から充電させることは可能だった。2A6Pなので12Aで充電行ける?。
TERRAMASTER F5−221で電源冗長化→失敗
失敗といっても壊れたとかではないけど。
・TERRAMASTER F5−221の構成
3x2.5”HDD、2x3.5”HDD、+1x8GB RAM
起動で34Wくらい。CPUだけぶんまわして24W、RAID1にしている3.5”HDDがガリガリすると30W超える事がある。
・A系
ソーラーパネル(2x12V系110W)→DCDC ステップダウンコンバーター→普通のダイオード
ダイオードでの電圧降下分はある程度ステップダウンコンバーターで調整できる。
・B系
F5−221についてきたACアダプタ(OUTPUT 12V7A)→普通のダイオード
最大の問題は3.5”HDDの時のアクセスで電圧降下されたB系でも補えない。11Vを切り12Vから10%以上下がるとアクセス時にHDDが落ちるし、そもそもダイオードを挟んだ付属ACのアダプタでも使用時には11V前半なのでショットキーでなくて理想ダイオードくらいでないと厳しいかもしんない。
並列化されてるのでもう少しどうかならないかと思ったが、日の出日の入り想定でA系の電流(CC)をしぼる途中でもHDDが落ちていたので厳しい。
理想ダイオードにする価値はあるのかっていうと、基本的に単純に24時間稼働というだけでなく非力なCPUだが一昔前のAtomの廉価SIMDと違って普通のSIMDだし、メモリ帯域を入れてもOBCのArmよりかははるかにマシなので急がない処理は丸投げしていて1日500Wくらいになるので電気代換算したらわりと減価償却はできるのではと思っている。
PZEM-017の起動電圧
Cronで1分ごとにログをとるようにしてから確認してもると,日の出は6V付近から記録が始まって,日の入りは6Vで終わるのでそのへんが限界なような気がする。Ext電源ってどうやって入れるのかな。
ダイオードの注文を間違えた
ソーラーパネル並列実験もあったけど,NASのACアダプタからのDCと12V系ソーラーパネルからチャージコントローラーを入れずにステップダウンDC-DCで12V+まで落としてダイオードで電源並列しようとしてショットキーダイオードを注文したが,耐圧1000Vとか書いてあって確認すると普通のダイオードだった。死にたい。注文しなおすか。
電圧降下率はちょっと高いけど使えなくはないのでとりあえず2枚バラバラに使っていた110Wのソーラーパネルを並列化。そもそも,小さいポタ電の供給能力が30Wくらいしかなく,110Wはかなりオーバースペックで能力を余らしていたので,パラレルにしてそこからいろいろ分岐しようと思った。
どう計算するかっていうのもあるが,バッテリー12V系統でパネル2枚だったときに,ショットーキーダイオードを入れて並列にするほうが効率がいいのか,DC-DCで12V系に落としてチャージコントローラーに入れたほうが効率がいいのかと思ったが,なんとなく安いDC-DCだとPWMのような気がするので電圧が下がっても電流はそのままなような気がして実効効率は直列のほうが落ちるような気がしてきた。