ソーラーパネル+シガーソケット型USB充電器の実験
発端はPD USB出力を確保しようとしてたときに24Vバッテリーでもいけるならソーラーパネルから直接出してもいけるんちゃうん、って思ったこと、
・使用機材
ソーラーパネル GWSOLAR 110W
モニタリング PZEM-017
PD USB充電器 Aliexpresで見つけけ来たやつ
ソーラーチャージャー10A 以前買った可搬式ソーラーパネルについてきたやつ
蓄電池 RoyPow Lifepo4 12.8/6A・40000mA(140Wh)x2本
負荷 TP-LINK TP-SG505
・実験1 ソーラーパネル後、チャージコントローラーの前(つまり並列)
PD接続されたパワーバンクは8Vくらいから充電可能な上、1本2Aくらいで充電される。2A以上にならないのはケーブルがわるいのかどうかのか不明。そもそも12Vにもならない。
それはともかく、日の出後から電圧があがり、電流が足りなくてもそれなりに充電はされていく。USB充電器の仕様上、USB-CコネクタよりQCのほうが優先されて供給されるっぽい。
負荷があるのでソーラーパネルの発電量がUSB充電器負荷を超えない限り(9V)他ぶ供給される事はない(36W)。つまり、ソーラーチャージャーコントローラー側からバッテリー充電される事はない。
メリットとしてはCC側のバッテリーに供給するまでの電圧に達する前の発電も無駄なく吸い取れるという事。(たぶん)損失が少ないこと。また、発電量が落ちてもGbEハブ側のバッテリーを食ってまで充電する事がない事。
デメリットはUSB充電器側の消費を満たさない限りはGbEハブに供給しているバッテリーに充電される事はない。
・実験2 USB充電器をSCCの負荷側につないだ
バッテリーではなく、SCCのバッテリー電圧降下時に遮断する機能を使うためSCCの負荷につなぐ。設定は低電側をMAX(11V?)、再出力もMAX(13.6V?)に。
メリットとして曇り等で一時的に電圧降下しだしたときにUSB充電器を遮断してくれるのでバッテリーが枯渇する事はない。
デメリットとしてSCCの遮断電圧はあまりにも低く、78Whしかないので、中と半端な発電量だとハブの1日分の電力どころか次の日の出までのSCCの待機電力も確保できないので実用とするならきちんと別なバッテリー保護モジュールを入れたほうがいい。